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自分でもすっかり忘れていた。およそ一年前に考えたもの。
ピーターパンをモチーフに。
某童話とは何の関係もないけれど、大人にならない少年がいた。
大人にならない少年は、大昔に妖精の秘宝“ティンク”(多分、剣。ケープでもいいね)を得て、老いない体と空を駆け巡る能力を手に入れた。
しかしそれを横取りにされたと怒り狂う海賊が登場。恐らく少年が船に忍び込んでいたのでしょう。
そうして海賊は少年を追っかけ始めるが、空を飛べる少年に勝てるはずもなく、時ばかりが過ぎていき……。
幾年もの歳月が経過。海賊の子孫であるジョン(ジャック・ジャスパー・ジミー等でも)は、先祖の未練を継いで永遠の少年を追う日々を送っていた。
ある日、ティンクに対抗できる唯一の武器と伝わる“チクロック”(多分、銃)の存在を知ったジョンは、それを求めてある街を訪れる。そこで機械技師(?)の女性メアリーと、彼女のペットのワニと出会う。多分その辺から物語は始まる。
ジョン 男
海賊、まだ20代。先祖の未練を継いでエバーグリーンを追っている。丘に慣れすぎた陸に強い海賊。エバーグリーンを執念的に追い掛け回す男の息子として生まれた時から不運だったかもしれない。
メアリー 女
機械技師(?)、ジョンより年上。ある街で機械技師として暮らしてきた。仕事熱心で恋愛には無頓着、異性に対しても平常に接する。チクロックに興味を示し、ジョンと行動を共にする。ペットのワニは相棒。
ジョン オスワニ
屈辱的なことに物語の主人公と同じ名前を持ってしまう。気に入っているのか違うのか、ジョン(人間)をやたら噛んでくる。
エバーグリーン 男
永遠の少年、実は80代。ティンクを得たはいいものの、海賊一家との追いかけっこ以外に楽しみがひとつもないと知った虚しい男。常に飄々としていて、掴み所がない。エバーグリーンは自称。
ジョン(ワニ)の散歩中に、光の羽を生やした少年に話し掛けられたメアリー。「この先で倒れている男を助けてほしい」と頼まれる。従うままそちらへ行くと、ばったり倒れたジョン(人間)を発見。ジョン(ワニ)が噛み付いたことで意識を取り戻したジョン(人間)は、逃げた少年=エバーグリーンの居場所を執拗に求め始める。不思議に思ったメアリーが話を聞くと、曽祖父からの因縁で彼を追っていると語る。そして少年を堕とす為の道具“チクロック”の名前を耳にして、それは自分の作品だと言い出すメアリー。銃職人である彼女は、父の遺産である設計図を継いでそれを完成させたのだ!