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メモ帳のデータをほぼそのまま抜粋。まとまってなくても気にしないで。
ノートの中のワンダーランド。
引きこもりの姉が作った現実から逃げるための夢の空間。そこに迷い込む少女、エリカ。
殺されても死なない妄想空間。登場人物を死なせることができるのは、世界の本当の姿(ノート)を知るアリスのみ。
紙は命の根源で、ペンは運命を導ける。その2つが集約された世界。
登場人物は、創造者(アリス)のペンに従って動く。それが自らの役割だと知っているから。
(後に、エリカに「自分で考えて行動する」という運命を与えられる)
創造者でいることも読者でいることも止めてしまったサユは、自ら登場人物になろうとする。エリカはそれを阻止する役目。
エリカは姉=アリスと気付くまでは単なる読者で、ストーリーになぞって行動していた。
しかし芋虫と接触し、自らの目的を見出してからは主人公でいることを放棄し、ただの読者に。
ただの読者は、キャラクターとなら会話が可能。読者の妄想、解釈、考察に対応してくれるから。だが芯を宿した人間であった女王にそれは通じない。
女王に存在を認められ、女王と話をする為には、自らもキャラクターとなるしかない。キャラクターになるにはペンを使って自らの在り方を変えるしかない。
エリカは、アリスがいた枠のところに自分をあてはめ、世界の導き手(ロリーナ)と名乗る。
それぞれのやり方でキャラクターを配下につけ、戦争を開始する。自らの居場所を守るため、姉に真の居場所を教えるため。
受験ストレスに引きこもる姉。それを引っ張り出したいエリカが姉の部屋に侵入。ワンダーランドへ。
白ウサギに遭遇。彼との会話と彼の外観(主にウサギ耳)、そして自らの置かれた状況からアリスの世界だと判断。
でもアリスは死んだと語る白ウサギ。訳が分からないと苛立つエリカ。アリスの葬式が行なわれると聞き、白ウサギに同行しようとするが却下される。
(エリカの目的=出口探し)
出口を探しに探索するエリカ。森の中で屋敷を発見。突入すると、胡椒臭い部屋の真ん中にいるチェシャ猫を発見。アリスとの愛の巣にする為、公爵夫人や料理人を追い出したというチェシャ猫。アリスが死んだということを指摘すると、涙を流して笑うチェシャ猫。笑いを止めないチェシャ猫に軽蔑したエリカは、私の嫌いな大人と同じと怒鳴り、屋敷を出て行く。このチェシャ猫が後々面倒な敵となるのさ。
イカレた茶会1(可愛いは制裁)
イカレた茶会2(明日から本気出す)
イカレた茶会3(毒を盛って愛を表す)
芋虫(帽子屋に伝言を頼まれた?)
ここでアリス=サユ≒ハートの女王と知る。目的が出口探しから姉探しに切り替わる。同時にエリカは主人公の資格を失う。
(資格を失うのは、もっと後からでも可? 本来いるべきアリスの目的も姉探しだった、とか。
エリカは三姉妹の末っ子? 一番上の姉は大学の寮生?)
【主人公の資格=物語の中心に立っていられなくなる】
【主人公が物語の中心から去れば、力を持つのは物語上で権力を振りかざす女王となる】
チェシャ猫リターンズ。「帰れ」と「帰れなくなった」。
追い出す為なら暴力を厭わない猫と、戦う術がなく逃げるエリカ。
しかし途中で白ウサギに助けられる。
白ウサギに葬式へ連れて行くよう頼むエリカ。
帰るんじゃなかったのかと白ウサギは尋ねるが、事情が変わったと話す。
キャラクターじゃないから参列できないというが、どうしてもと駄々をこねる。結果、ウサギは折れて連れて行ってくれることに。
(茶会メンバーに頼まれたキノコにウサギが怖がるシーンとか、ありかも)
アリスの葬式。ハートのジャックが司会を務める葬式は、葬式というよりも通夜や社交パーティに近い。
豪華絢爛の料理、立ち食い、陽気な挨拶。「ここにいる皆様は平等にアリスを殺しました」
で、サプライズ発表。女王陛下が生まれ変わります。
\ナ、ナンダッテー!?/
白ウサギ「ガタッ」
現れた女王は、死んだはずのアリス。外観こそ女王に似ているけど、笑い方がまるで違う。
「あはははは!! アリスは死んだ、死んだのよ! 国を終わらせる忌むべき子はもういない! これでワンダーランドは永遠よ!!」
それが姉だと気付くエリカ。帰る気はないのだと察し、異議を申し立てようとするが女王は聞く耳を持たない。
女王に意見ができるのは怖いもの知らずの迷子の女の子だけで、今のエリカにその資格はない(迷子は元の世界に帰りたいだけ。エリカは姉を連れ戻す前提。迷子と目的が異なっているから資格を奪われた)
意見が叶わなくとも、女王の耳に言葉を届けたい。その為には登場人物にならなければならない。登場人物になる為には、物語を書き換えなければならない。
エリカは運命の導くためでなく、狂った運命を美しい形に正すためにペンを握ると宣誓。青いペンを握り、物語を上書きして自らを世界の導き手(ロリーナ)と名乗り、女王に宣戦布告する。
宣戦布告後はまあ戦争。各キャラクターはハート軍とスペード軍に別れ、それぞれが戦う。
女王の目的はエリカを国から追い出す。エリカの目的は姉を取り戻すこと。
(エリカを国から追い出す為には?→出口まで連れて行く必要がある。
=出口とは?→穴の中or空の上or本の中
=空を描いた本、とか)
(姉を取り戻す為には?→棺の中に眠る女王を起こし、本来の女王に戻す
→行き場を失くした姉が必然的にアリスへ戻る→ようやく話を聞いてくれる状態に?)
ハート:帽子屋、3月ウサギ、チェシャ猫、女王(トランプ兵士を武器に)、グリフォン(新規)、偽ウミガメ(新規)
スペード:白ウサギ、眠り鼠、どーどー(戦力外)、青虫(戦力外)、エリカ(ペンは剣より強し)
サユ(亀有沙由 カメアリ サユ)(仮) 15才
作家(アリス) 赤いペンで運命を導く
妹思いだが自分の世界にこもりがちな、自分勝手な少女。オタク趣味で恋愛ゲーム好き。夢見がち。
受験に疲労し、不安定な未来に怯えて自室に引きこもりがちな生活に。自身の妄想を物語としてノートに書き連ねている。
PNは『櫻井亞莉栖―サクライ アリス―』
現実逃避を願うあまり自分だけのワンダーランドを作り上げ、そこに閉じこもる(ワンダーランド=ノート≒サユの自室)
しかし世界の創造者(アリス)として存在し続けるということは、いずれ目を覚まして現実に戻らなければならないということ。
それを悟りアリスを拒んだ彼女は、世界の主であるハートの女王になろうと決意。
アリスの肩書きを殺すために、ワンダーランドの各地でアリスの死因を偽造させ、葬式まで挙げる。
『僕らのアリスは棺で眠る。アリスが死ねば彼女が目覚める。我らが愛しの赤き女王!』
(自らがハートの女王になるために、先代の女王を殺した可能性)
女王スイッチが入ると、妹の顔も分からない。
エリカ(亀有恵理花 カメアリ エリカ) 9才
編集者(ロリーナ) 青いペンで運命をあるべき形に修正する
小学4年生。少々ませている大人びた賢い子。姉思いだが、引きこもっている彼女に疑問を抱いている。
姉の創作話を聞いて育ったため、妄想力は悪くない。しかし恋愛ゲームはよさが分からない。年齢故というより性格故。
姉を怒鳴りつけるばかりの母親、姉に呆れて関わろうともしない父親を軽蔑し、単身姉の部屋に乗り込んでワンダーランドに迷い込む。
イケメンに興味はない。メタ的な発言をよくする。常識人だが冷静ボケ。
ワンダーランドで様々な登場人物に出会いながら姉を探し、やがてアリスの葬式に辿り着く。
白ウサギ
時環詩兎 (トキワ シド)
隻眼の従者(ファタリタフェデル) 視力以外の全ての能力が上昇する
白髪の隻眼(赤眼)。片目を前髪で隠している。葬式モードにつき黒スーツに黒ネクタイな黒革靴。だが性に合わないのか着崩しファッション。ウサ耳はある。
懐中時計はいい物を持っている。葬式に遅れそう。葬式に遅れたら首を撥ねてくれないらしい。
まめな性格で神経質。時間の一分も無駄にしたくない。常に苛々していて眉間に皺よりっぱなお兄さん。
戦ったら強いけど、そもそも戦う時間が勿体ない。面倒見はよく、時間があればエリカの相手をするとは本人談。
こわもてコンプレックスな子供好き。途中でエリカを背負って葬式に向かうかもね。
ワンダーランドへの案内人な役割を持っているので、他の住人に比べるとエリカへの接し方が優しい。
先代ハートの女王と親しい仲にあったが、アリスのペンにより女王を殺してしまう(仕事場に遅刻しそうだと急ぐ→クッキーを食べて小さくなった女王を撥ね殺してしまう)
創造者であるアリスに逆らう気はないが、強い後悔の念が残っているため、どこかで死にたがっている節がある。
(その影響でキノコやクッキー恐怖症?)
サユが四番目に考えたキャラクター。
俺/お前(同格)・きみ(年下)・あなた(目上)/あいつ・あの方
帽子屋
朝緋十六夜 (アサヒ イザヨイ)
毒入り紅茶(ヴェルギフティ) カップに注がれた液体を全て毒物に変える
喪服と称して、つぎはぎでカラフルなスーツをまとった男。包帯と大きなシルクハットが特徴。
なかなか話が通じず、通じたかと思ったらヤンデレ気味。
アリス(サユ)のことは好きで、大切に思っている。だからこそ自らの役割をこなそうと、イカれた茶会を主催し続けている。
表情の変化は控えめだが、物騒な発言もぽろりと零す。3月ウサギとヤマネに執着し、彼らを傍に置く為に毒を盛ることも厭わない。
創造者の趣味で完全BL要員。しかし本人は恋愛感情はなくただ行き過ぎた執着、友情の表れと語る。
茶会に遅刻した3月ウサギを殺そうと紅茶に毒を盛ったら、うっかりアリスがそれを飲んだ。
サユが一番目に考えたキャラクター。
私/君/あの子
3月ウサギ
疵貴魅々 (キズキ ミミ)
傷兔(キカトリクス) 自分についた傷を相手に移す
喪服と称して黒のワンピースを着せられた可哀想な男の娘。絆創膏まみれ。ワンダーランドではアリスの次に愛らしい外見。ウサ耳はある。
アリス(サユ)のことは好きだが、可愛すぎる見た目にコンプレックスを抱いている。そして涙目に。やっぱり可愛い。
泣き虫だが短気でもあり、何かあれば涙を散らしながら発狂する。可愛いと言われれば確実にきれる。
創造者の趣味で完全BL要員。こちらが右だが、いつか左に成り上がってやろうと機会をうかがっている。企むことは黒いが失敗する。泣き虫故。
キレたら皿を投げたり、皿の破片で襲い掛かったりする。かつてはアリスも、彼に「可愛い」と言ってしまい、それで頚動脈を切られたらしい。
サユが二番目に考えたキャラクター。
オレ/オマエ/アイツ
眠りヤマネ
夢唄音無 (ユメウタ ネム)
駆ける閃光(ブリッツマオス) 無尽蔵の電力を生み出す。スタンガン使い放題
喪服と称して黒色のパーカーを着た少年。糞餓鬼。俺はまだ本気じゃないからいやまじで明日から頑張るよ、みたいな餓鬼。
葬式ムード真っ只中で携帯ゲームをしたり、アニメを観たがったりする。普段からパーカーを被りっぱなしだが素顔は美少年。
帽子屋の執着を鬱陶しいと思いながらも、メシが勝手に用意されるので彼の下に居座っている。
普段は雑魚だが、やる気を出せば、フードを取り払ってスタンガンを武器に戦うイケてる電気鼠と化す。
クッキーを食べて成長すると本気モード(大きくなる、とかけている)。無論、超イケメン。
ゲームは対戦ゲーム好き。ずっとトレーニングモードでコンボ練習に励んでいる為、実力は微妙。過去にアリスと戦って敗北し、逆ギレしてスタンガンで彼女を感電死させた。
サユが自らを肯定するためにあえて自分の悪い面を集約させたキャラクター。最後から二番目に作られた。
ぼく/あんた/あれ
チェシャ猫
常闇真昼 (トコヤミ マヒル)
満たされた心(ベアーティトゥード) 笑っている間は全ての不都合を拒絶できる
真面目にきっちりとした喪服を着ている眼鏡の青年。神出鬼没でどこにでも現れる。哀しみに暮れているが、笑わないことを許されない。
誰よりもアリスを愛し、何よりもアリスに愛された住人。彼女の遺影を大事そうに抱えていて、事あるごとにアリスを呼ぶ。
アリスに似て非なるエリカを受け入れられず、ワンダーランドからの退去を願う。アリスの死を哀しむ反面、新生ハートの女王を心待ちにしている。
アリス以外に興味を抱かず、他の住人もろくに覚えていない。彼に見えているのは愛するアリスと進むべき道のみ、らしい。
以前にアリスを強く抱きしめ、背骨を折って殺したことがある。
サユの好き要素を詰め込まれたキャラクター。猫耳が生えている。三番目に作られた。
僕/名前
青虫
天蒼煙眞 (テンソウ エンマ)
水煙草(ブルーコブルー) 得ている知識を実在化できる
ワンダーランドのことなら何でも知っている青虫。水煙草を手放さない。眼鏡。
あくまで知識のひとつとしてエリカに興味を抱く。白兎の次に接し方が優しい。
蝶になる方法を忘れてしまった。アリス(サユ)には同じ過ちを犯してほしくないという。
ワンダーランドの仕組みと住人の情報、サユの創作ノートまでもが彼の手中にある。名前を大切にしろとエリカに教える。
(名前とは特別な記号で、意味が分かる者なら一瞬で区別がつく。トランプカードのスペードのジャックは記号の集約。それに名前と目印を与えれば、その他のスペードのジャックとも区別がつくように)
私/種族名
先代ハートの女王
紅志心 (アカシ ココロ)
聖杯の君(レジーナ・ディ・クオーリ) 声を聞いた相手を洗脳する
紙切れになって捨てられたハートの女王。博愛の女王だが、首から下には興味がないと断言するほどの面食い。
白ウサギといい仲だったが、アリスのペンによりアリスとして撥ねられ、アリスとして棺に入れられる。
実は:アリス(サユ)と仲が良かった? アリスと服を取り替えている時に小さくなり、白ウサギに撥ねられた?
実は:アリス(サユ)と外観が瓜二つ? 実はアリスの姉であるという裏設定(没設定?)がある。サユの空想の姉だったが、結局はサユ自身に。
どーどー(どど太くん)
飛べない鳥。エリカの足。元は単なるエキストラでしかないので、人型や名前を与えられていない。やられ役。
グリフォン
グリプス 天を統べし気高き剣(エアーブレード) 翼に斬撃効果を付与する
飛べる獣。サユの翼で、主人と認めた女王への忠義は厚い。女王をリーダーと呼ぶ。
馬鹿だが最強。両手首にひとつずつ、右足にふたつ枷をしているが、その上で最強。枷を全て外してしまえば、一度の羽ばたきで森が吹っ飛ぶらしい。
二部より登場。女王勢力の攻撃の要。
にせウミガメ
トルテュ 深く蒼く重き盾(メーアシルト) 不動の盾を出現させる
ウミガメでいることを止めたウミガメ。ウミガメの学校を首席で卒業した。賢く、優れた知恵を持っている。また直感にも定評あり。
有能すぎる自分に嘆き、他人をろくに信じない。無自覚だが結果的に嫌味な性格。しかし単純で裏表のないグリプスは接していて安心できる。
二部より登場。女王勢力のブレーン。
トランプの皆さん(1~11まで。ジャックが最高、次いでエース。全員男で無個性イケメン)
ジャック トランプのトップ。女王陛下の忠実な駒。直接的な攻撃力を持たない女王の矛。
公爵夫人や料理女は、チェシャ猫が存在を語るだけで物語上には登場しない。サユが逆ハーを夢見た世界だから。
豚や蛙は公爵夫人とセットだし。不思議の国のアリスモチーフだから、鏡の国のアリスの登場人物は出てこない。
アリスのペンは運命を導く。
アリスのペンはキャラクターの役割を定める。
アリスのペンはここがノートの中だと理解している人間にしか握れない。
(キャラクターは人間になれない。逆もまた然り)
世界は紙でできている。
世界はサユにより作り出された。
世界は小説で、主人公は読者(夢小説)
世界は不思議の国のアリスをモチーフに作られた。
キャラクターは与えられた役割に従って生きる。
キャラクターは生まれた意味を知っている(生まれた意味=役割)
キャラクターは役割次第では死すらも受け入れる。
キャラクターは妄想上の存在でしかないので、死という概念とは本来何の関係もない。
キャラクターは殺されても死なない。
キャラクターは他のキャラクターを殺す手段を持っている。
キャラクターはそれぞれアリスを殺している。
キャラクターはそれぞれの意思を持っている。
キャラクターは自らの意思よりも役割を優先させる。